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【初めての株式投資】初心者にオススメする高配当優良株の見つけ方

「稼ぐための資産運用」というと、短期的に数字を転がして利益を得るようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。でも、個人的には、株式投資の一番の魅力は、投資した企業の成長だと考えています。

自分が投資した会社が、成長して利益を伸ばす、それにより株価が上昇する、そして、投資した自分が利益を得るだけでなく、債権者や従業員、顧客といったその会社にかかわるステークホルダーみんなが幸せになれるような、稼ぐ以外の投資の魅力も知ってほしいなと思う今日この頃です。

初めての株式投資〜値上がり益と配当〜

2017年5月末現在、上場している日本企業の数は、合計で3,555社あります。投資家の皆様は、この中からどの企業に投資するのかを意思決定する必要があります。今回は、初心者の方にオススメしたい、長期で安心して保有できる銘柄の選び方について、ご紹介します。

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株式のリターン:値上がり益+配当金

株式を購入して得られる利益は

  1. 値上がり益(キャピタルゲイン)
  2. 配当金(インカムゲイン)

の2種類があります。

値上がり益(キャピタルゲイン)

株価の上昇により、得られる利益を「値上がり益」と言います。

例えば、1,000円で購入した株を、1500円で売却すれは、500円の利益を得ることができます(売買手数料が必要です)。

一般的に、株価は企業の業績を反映するといわれています。そのため、業績が良い企業やこれからの業績成長が期待できる企業を選ぶ必要があります。

初心者の方は、目先の株価上昇に一喜一憂する必要がない、長期的に安心して保有できる優良企業を探してみると良いでしょう。

優良企業を発掘する手がかり

  • 過去・現在・未来の業績推移・見通しを確認
  • 事業の環境はどうか?
  • 規模の小さな市場におけるトップ企業も面白い
  • ブランド力

一番分かりやすいのは、成長市場のトップ企業の押し目買い。一定の需要継続が見込まれるような小さな市場のトップシェアの企業も面白いと思います。

配当金(インカムゲイン)

配当金とは、企業が稼いだ利益を株主に還元する性質のものです。配当権利付日という特定の日に、株式を保有している人を対象に配当金が支払われます。

ただし、企業によって、配当を実施している企業やしていない企業、また年1回・年2回の配当など、様々ですので、投資の前には必ず確認してください。

近年は、株主重視の姿勢を示す企業が増えてきたこと、ROE向上の観点から内部留保を避けたい企業もあって、積極的に配当をする企業が増えています

どれぐらいの割合を配当するのか?

配当性向(配当金÷純利益)は、企業が稼いだ純利益のうち、どれだけの金額を株主に還元するのかを示します。例えば、1,000円の利益を計上して、株主に500円配当すれば、配当性向は50%という計算になります。

企業によって、配当を実施している場合やしていない場合、また年1回・年2回の配当など、様々です。企業の還元方針や過去の配当金の推移などを必ずご確認ください

  • 利益に関わらず、決まった金額を配当する
  • 利益に応じて、決まった配当性向で配当する
  • 増配にこだわって、配当をする
  • そのほか、創業記念の特別配当

企業によって、配当を実施している場合やしていない場合、また年1回・年2回の配当など、様々ですので、投資の前には必ず確認してください。東証1部企業は平均30%程度の配当性向といわれています。ただし、必ずしも高配当銘柄が良い、低配当銘柄が悪いと判断するものではない点は注意してください。

低金利化では高配当銘柄への投資妙味

今、銀行の定期預金に預けても0.??程度の金利しかつきません。メガバンクであれば、定期預金ですら限りなくゼロに近いです。そこで、相対的な投資妙味を発揮するのが、高配当銘柄への投資です。

3%以上の配当利回りが期待できる銘柄は多くあります。

例えば、以下のケースを見てみましょう。

  • 武田薬品工業(東証1部4502)
  • 株価5,639円(2017年6月16日の終値)
  • 配当年間180円(上期90円、下期90円)

最低単元である100株購入した場合、ざっくり57万円の投資に対して、年間18千円の配当金が得られることが分かります(手数料・税金等考慮していません)。投資金額に対して配当利回りは3%を超えます

株式は、定期預金のようにペイオフまでの元本保証はされていません。元本部分の変動リスクや企業そのものの倒産リスクなど、銀行預金と比較して様々なリスクがあることをご理解ください。

配当金をもらいながら、株価上昇を待つ

私は、初心者の方には、まず「高配当の優良銘柄」への投資をオススメします。

私が購入した株式が、まさにこの高配当優良銘柄でした。購入時から株価が2割近く下落したタイミングもありましたが、「安定配当」を掲げる企業でしたので、配当性向5%程度をもらいながら、数年保有した結果、2倍を超えるトータルリターン(値上がり益+配当金)を得ることができました。

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